2016年3月27日（日）バリアフリー馬車に乗ろう！＆ポニーふれあい体験in千葉を開催しました！

千葉県重症心身障害連絡協議会だ主催のスプリングフェスティバル～芝桜の里で、馬車に乗って春風を感じよう～で、バリアフリー馬車を運行しました。
バリアフリー馬車は障がい児・者のみならず、そのご家族や施設職員も一緒に楽しめるものであり、満開の芝桜の里で、重症児者施設を利用する重症心身障害児者と家族、職員、地域の皆さんと交流を図り、ゆったりと楽しいひと時を過ごして欲しいという思いから千葉県重症心身障害連絡協議会と共催で開催しました。

開催当日の午前中に少し雨がぱらつきましたが大雨にはならず、午後には日が射して良い天気になり一安心。開催場所は3月末になると芝桜が満開となる予定で満開の芝桜を期待していたのですが、花冷えしたようで残念ながら満開ではありませんでした…しかし、その分一般の方の来場が少なく、ほぼ貸切状態！

今回、千葉県重症心身障害連絡協議会との共催であったため、馬車に乗る方はほぼ寝たきり状態で呼吸器をつけた方や、気管切開等をした方など、重度の障がい児・者が多かったです。ほとんどの方が施設や自宅から外出する機会が少なく、施設職員やご家族と一緒に楽しむ姿を見ることができました。
施設職員やご家族からは「こんな笑顔、初めてみました！」「揺れを怖がるので泣かないか心配でしたが、満面の笑みで驚きました。」等の声がありました。
重度の障がいのため外出機会が少ない方たちのために、主催の千葉県重症心身障害連絡協議会からも多くの医師や看護師を派遣してくださり、来場者には医療面でも安心に楽しんでいただけたように感じます。

「また乗りたい！」との声や、「初めての馬車（in車椅子）体験をさせていただきました。思いのほか、スピードがあり驚きましたが、ほど良い『ゆれ』は夢心地でした。多くのスタッフの方々の温かさも本当に嬉しく感激いたしました。」「普段できない体験が出来て良かったです。視力が弱く馬を認識できないのですが、足音が良く聞こえ、良かったです。」等、多くの感想もいただきました。

たくさんの方の笑顔に会うことが出来て、私たちスタッフもすごく嬉しく思い、このような機会を出来るだけ継続したいと考えています。

皆さま、本当にありがとうございました！！！
これからも応援、よろしくお願いいたします！