12月4日(金)に、小島の母校である藤リハビリテーション学院で1日講義をさせていただきました!
最初は乗馬療育と理学療法士が結びつかないようでしたが、徐々に積極的に質問やグループワークに取り組んでくれる姿が見られました。
授業の様子を学校のページでも紹介してくれています。
藤リハビリテーション学院の皆さま、ありがとうございました!
理学療法士:小島愛子
講義内容
乗馬を通じて障がい者らの機能回復を図る「乗馬療育」を
北海道浦河町で取り組んでいます!
今年6月台湾で開催された乗馬療育の国際学会【HETI】にて
テーマ「乗馬が高齢者の立位バランス能力に与える効果」
研究結果を発表されました!
♪ホーステラピーとは?
乗馬を通じて、あるいは馬の手入れ、馬の飼養管理、厩舎の管理、馬の観察などを通じて、障害者の精神機能と運動機能を向上させ、社会復帰を早めるリハビリテーションの方法の一つで、正式名称を「ホース・アシステッドセラピー」といいます。
ホースセラピーの場合は、医療、教育、スポーツの3つの要素を併せ持ち、しかも心身両面への直接的セラピー効果が認められるといわれています。
3年生(22期生)からの感想です♪
★Hさん★
「今回の授業を受け、これまで犬や猫等のアニマルセラピーは聞いたことがあったのですが、ホースセラピーがあり、またそこにPTが関わり治療を行っていることを初めて知りました。それと同時に乗馬をすることで、本当に治療効果が出るのか?疑問思いましたが、先生のお話聞いて身体的・心理的・社会的にも良い効果が得られていることや小児から高齢者まで幅広く取り入れることが可能であることが分かりました。リハ室だけでなく、自然の中でリハビリテーションを行うことで、リハビリ嫌いな人でも意欲を高めることができるので、日本全国にもっと広がると良いと思いました。」
★Fさん★
「今回初めて乗馬療育のお話を聞いたとき、正直、理学療法士と馬が関わることがあるの?どうやってリハビリをしているの?などいくつも疑問点が浮かびました。講義を受けて、身体的・心理的・社会的効果が実際に得られて、患者様に良い効果を与えていることを知り、馬の力は無限大だと思いました。治療風景の写真や動画を見て、患者様が楽しく治療を受けられていることが出来て、徒手的なアプローチと乗馬療育を組み合わせリハビリを提供していくことも考えられると思いました。ホースセラピーを周知させ、よりたくさんの人に知って欲しいと思い、小島愛子先生(第9期生)に引き続き22期生からも広めて行きたいと思いました!」